初投稿
デジタルライカを買った話。
以前からライカに興味はあったが、カメラマンの黒田明臣さんでおなじみのXICO(ヒーコ)のLeica Qの記事を読み、私の購入意欲が爆上がりした。
『なんかもう凄い欲しい!なんだろう、欲しい!!』
衝動が抑えきれなくなり、Leica Qについての情報や記事を漁りまくった。当分は霞を食う生活をする覚悟をし、購入を決めた。
そしてやっとの思いで手に入れた憧れのLeica Q。
『うひょー!!これがライカ!!スナップ撮りまくるぜー!!』
と、浮かれたのもつかの間。数ヶ月使って思った、何かコレジャナイ感。なんだろう、何か違う。
いや、すごくいいんだ。いいんだけど…
今までD750に105mm F1.4をつけて常用していたからか、中望遠の距離、圧縮効果、ボケに慣れていたせいかわからないが、違和感を覚え始めた。
スナップサブ機として買ったにもかかわらず、何か自分の中で納得のいかない気持ちがあった。
デジタルライカM型を買う。
そうしてもやもやした気持ちの中、ライカM型に気持ちはシフトしていった。
やっぱりライカはM型だろう!と。
M型を探すうちに、候補に上がったのはM-E、M8、M9だった。CCDの艶やかかつ瑞々しい色ノリに惚れてしまったからだ。
さっそく実機を触りにカメラ屋さんに赴いた。そこでM10を触ってしまった。これが良くなかった。
『なんだコレ…』
バルナックライカを使っていたこともあり、手が小さい私には握りやすく、ボディの薄さに魅了されてしまった。更には色ノリがM9を思わせるコッテリ感。
『欲しい欲しい欲しい!!』
新品で100万は中々手が出せなかったので、インターネットで中古のM10をポチった。
えいっ
って。
コンニチワLeica M10チャン!
届いたボディに胸を躍らせながらそのままレンズを買いに行った。
レンズは50mmのズミクロンと決めていた。
購入してすぐにM10に装着し、帰り道を撮り歩いた。
ファーストショット/Leica M10+summicron 50mm
マニュアルが楽しい。本当に楽しい。AFでは経験できなかった自分で撮っている感じ。
更にはjpegで自分好みの画作りをしてくれる。なんだよ最高かよ。特にアンダー寄りの写真が好きな私にとって、適正露出より一段ほど暗くしたときの写真がモロにヒットした。
そしてLeica M10を手にして今年で丸2年が経った。ここに三日坊主のブログ開設を宣言する。
これからの更新は過去に撮った、その日に撮った写真をアップするブログとする。